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「佐渡の金山と生野の銀山を制するものは天下を制す」といわれた生野銀山は大同二年(八〇七)に開坑し、山あいの小さな町は銀とともに一三〇〇年近い時を刻んできた。
明治二十二年に皇室財産に編入され明治二十九年からは三菱によって近代鉱山になったが昭和四十八年三月に閉山した。
鉱山に近接する生野鉱物館は五十年七月に開館、わが国鉱物学の先駆者和田維四郎博士の収集になる世界的な鉱物標本・三菱ミネラルコレクション一二〇〇点が中心となり、日本で産出する鉱物のほとんどすべてが網羅されている。
一方、生野銀山坑内には坑夫一人がやっと通れるような狭い旧坑に電動人形が仕掛けられ、当時の生々しい坑内作業を再現している。
~兵庫県朝来郡生野町~