
徳山ダム(とくやまダム)は岐阜県揖斐郡揖斐川町、一級河川・木曽川水系揖斐川最上流部に建設されたダムである。
独立行政法人・水資源機構が管理するロックフィルダムで堤高161.0メートル・総貯水容量6億6,000万立方メートルは日本最大規模であり(総貯水量は浜名湖の約2倍、東京ドームの約532個分)多目的ダムとしては日本最大、全ての日本のダムにおいても最大級の規模である。水害常襲地帯である揖斐川の治水および東海3県の水がめとして建設されたがこれに伴い徳山村全村が水没し、その後はダムの必要性について全国的な論争が起きるなど話題も多いダムである。
ダムによって形成された人造湖は、旧徳山村村民からの意見により旧村名から徳山湖(とくやまこ)と命名された。完成式は2008年(平成20年)10月13日。
ダムの型式は中央土質遮水壁型ロックフィルダムで、堤高は161.0メートルである。ダムの高さとしては黒部ダム(黒部川)の186.0メートル、高瀬ダム(高瀬川)の176.0メートルに次いで日本第3位でありロックフィルダムとしては高瀬ダムに次いで第2位、多目的ダムとしては日本一の高さを誇る。
堤体積では滋賀県に建設中である丹生ダム(高時川)に次ぎ全国第2位。ダム建設によって出現する人造湖は総貯水容量が6億6,000万立方メートルと、これまで日本一だった奥只見ダム(只見川)の6億100万トンをも上回った。これは浜名湖(静岡県)の容量の約2倍であり、湛水面積1,300ヘクタールも諏訪湖(長野県)に匹敵し雨竜第一ダム(朱鞠内湖。2,373.0ヘクタール)・夕張シューパロダム(シューパロ湖。1,510.0ヘクタール)に次いで全国第3位となる。
多目的ダムとしては日本一の規模を誇り、大ダム建設の可能地点が稀少化し巨大ダム建設に対する世論が厳しい現状では事実上日本最後の巨大ダム建設となるものと見られる。総費3,500億円も日本最大である。